高血圧と動脈硬化

高血圧専門医と循環器専門医です。 高血圧と動脈硬化についてわかりやすく解説します

高血圧の食事について 11食事の量と塩分について

 

今回は、

『当たり前と言われれば当たり前』

のことかもしれません。

 

減塩といえば、

『薄味の食事』

ということになります。

 

しかし,

案外忘れてしまいがちなのが、

『食事の量』

です。

 

塩分摂取量というのは、

『塩分の濃度』『食事の量』

かけたものになります。

 

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いくら人よりも薄味の食事を取っていたところで、

人の2倍食事を食べていたら、

1日の塩分の摂取量は人よりも多くなってしまいます。

 

逆に、高齢の方で食事をほとんど食べない方では、

減塩をしなくても1日の塩分が6gを切っている可能性があります。

 

矛盾しているようですが、

80歳,90歳以降の方が医学的に元気に過ごせる秘訣は

『食事を摂ること』

です。

 

食事から摂取される

たんぱく質などの必要な物質が不足すると、

血管の中に水を留めておくことができなくなり、

『胸水』

という水が溜まり苦しくなる場合があります。

 

また、

たんぱく質が不足すると、

筋力が低下し、

寝たきりになってしまう可能性が高くなります。

 

なので、80歳以上の高齢の方は、

食事を摂ることを心がけた方が良い場合も多くあります。

 

話が脱線しましたが、

一般に、

高血圧の方に気をつけていただくことは

『腹8分目を心がける』

 

食事の量が多い場合には、

食事の量を減らしてみるようにしましょう。