高血圧と動脈硬化

高血圧専門医と循環器専門医です。 高血圧と動脈硬化についてわかりやすく解説します

高血圧の食事について ⑧ 減塩のコツについて。

「減塩」

がいいということはわかると思いますが,

辛いものを食べないということは,

非常に難しいことだと思います。

 

食事指導において

ブログでも書いてきたように,

ラーメンは食べるな,

漬物は食べるな,

ということでは,

食べるものがなくなってしまうことになります。

 

そこが減塩の難しいところです。

 

今回は,

医学的な話ではなく,

「減塩のコツ」

という話です。

 

味覚は,

甘味、

酸味、

塩味、

苦味、

うま味

などでできています。

 

塩味を減らして

美味しく食べるためには、

その他の味覚や触覚を刺激するのが良いです。

 

  • レモンやお酢を多用しましょう。

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レモンお酢などは,

「酸味」があり,

これを補うのにとても良い食材です。

ゆずトマトなども,非常に良いです。

 

お酢に関しては、

穀物酢、バルサミコ酢、黒酢など

様々な種類はありますが、

どれでも良いと思います。

 

 

酸味を足すことで,

塩分が足りないことによる

「味覚の不満」

を抑えることができます。

 

例えば、

ヨーロッパの国々では、

サラダを食べる際に、

ドレッシングを使わずに

バルサミコ酢とオリーブオイルをかけて食べることもあります。

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野菜をとるためにかけるものを

ドレッシングを酢とオイルに変えるだけでも、

かなり塩分を抑えることができます。

 

  • 出汁(ダシ)を多くとりましょう。

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カツオ昆布などで多く出汁をとるようにしましょう。

これは、

「うま味」を足すということです。

最近では出汁のカフェなどがありますが、

出汁そのものは塩分を足さなくても味があり、

料理を美味しく食べることができます。

 

  • 香辛料や薬味を多用しましょう。

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ハーブコショウスパイスなどの

香辛料も、

多用することで

塩分を減らしても味覚が満足します。

にんにくシソミョウガネギ生姜など

薬味なども風味が出るため

塩分のない物足りなさを補ってくれます。

 

 

  • 刺激物について

わさびからし唐辛子などの

「刺激物」も良いかと思います。

辛いものとは、

あくまで塩分が多いことの話であり、

「カレーが辛い」などの

刺激による「辛い」は

動脈硬化には影響は及ぼしません。

 

この他にも沢山あると思いますが、

減塩は継続して続けるものです。

意識して生活するうちに慣れていくと思います。

いろいろと、意識してみてください。