高血圧と動脈硬化

高血圧専門医と循環器専門医です。 高血圧と動脈硬化についてわかりやすく解説します

血圧の測り方 ②手首の血圧計と腕の血圧計

 

血圧計はたくさんありますが,

中でも,2種類に分けると,

「腕で測る血圧計」

「手首で測る血圧計」

 

があります。

 

f:id:kandk129:20160918121923j:plain

 

いったい,どちらの方が良いでしょうか?

 

 

医師として言うと,

「腕で測る血圧計の方が断然良い」

です。

 

これは,我々が高血圧を診察する時に

基準とする

「高血圧治療ガイドライン2014」

にも書いてあることです。

 

では,腕の血圧と,手首の血圧について考えましょう。

 

腕で測る血圧計のメリット・デメリット

腕で測定する血圧計のメリットは,

正確である

という点です。

 

デメリットは,場所と手間です。

一般に,腕血圧計には,

腕に巻くタイプ

腕を入れるタイプ

があります。

 

巻くのは,手間がかかり,

入れるのは,場所を取ります。

 

手首で測る血圧計のメリット・デメリット

手首の血圧計のメリットは,

  • 持ち運びが簡単で
  • 測定の時に巻きやすく
  • 安い

という点です。

手首の血圧計は2000円台から売っています。

旅行など,色々なところに持って行って測定することができます。

 

一方,デメリットは,

不正確になる

ということです。

 

以上が腕の血圧計と手首の血圧計の違いです。

 

f:id:kandk129:20160918121942j:plain

 

腕の血圧計でも

機械により値段の差がありますが,

どれも大きな違いはなく,

メモリー機能や

夜間の血圧を測定する機能など,

多彩なオプション機能によるものと考えます。

 

 

医師は,

診察室ではわからない,

リラックスした状態での正確な血圧を

高血圧の参考にするために

みなさんに血圧を測るようにお願いします。

 

そのため,できるだけ正確な

腕の血圧計で測ることをお勧めします。